2018年7月13日

Excelのデータを活かしてモバイルアプリを作れるPowerApps




PowerAppsはMicrosoftが提供するアプリ作成ツールです。

以前のエントリー( https://blog.inst.or.jp/2018/06/excel-to-cloud-apps.html )で簡単に紹介しましたが、今回はもう少し詳しく紹介します。

PowerAppsではExcelのデータを読み込んで処理することは可能ですが、Excelとはまったく別の考え方が必要とされます。

「アプリを容易に構築」と謳っていますが、あくまでも通常のアプリ開発に比べて容易であると考えるのが妥当です。

データの処理をするための流れはExcelで関数を使うのとは違い、オブジェクト、プロパティといったVBA利用者レベルの知識を求められます。



しかし、その点をクリアできるならば連携できるサービスの豊富さなどもあり表計算ではできないような拡張性の高い情報処理を行うこともできます。


SNSやメール配信サービス、各種クラウドストレージサービスと連携可能

そのため、PowerAppsは下記のような状況に該当する場合に採用すると有効ではないかと思います。

- Excel関数だけでなくVBAで組み立てていたが制作、管理コストを削減したい
- データと入力画面を切り分け、安全性を確保したい
- ほかのクラウドサービスのデータを利用したい

ただし、要求される技術レベルもkintoneと比べるとどうしても高くなってきます。

- プログラミングの概念に対する理解(オブジェクト、プロパティ、変数など)
- アプリの画面を構成するスキル
- 連携するクラウドサービスの特徴を把握している

これらをクリアできるならばPCやモバイルといった利用環境を超えたデータ管理のシステムを手に入れることができますし、VBAとは異なりプログラムそのものを作る必要がないためバグによるトラブルの減少が期待できます。

モバイルやクラウドを活用したいという要望があるのであればチャレンジしてみる価値はあるでしょう。