2018年5月25日

中小企業におけるIT活用

本記事では、中小企業に向けて、「これから時代がどう変わるのか、どういう仕事の体制に変わっていくのか、どうITを活用しなければいけないのか」といったことをお伝えしたいと思います。

当社の営業担当者によると、お会いするお客様は皆「IT業界の進化スピードは速く、テクノロジーやビジネスモデルといったものが、常に新しいものに生まれ変わっている」と感じていらっしゃるようです。
お客様の業種は多種多様ですが、当社では一貫して以下のようなことをお伝えしております。
「少なからず、これから先の経営においては、IT・AIが必須の環境になります。
そうなった時には経営、雇用、働き方全てが変わりますよ。
でも、すぐに対応できるツールが、実は身近にあるんです。」
ITと一口に言っても、クラウドやロボットなど色々なものがありますので、何を選択していけばお客様の事業継続に繋がるのか、より発展していけるのか、ということを最初の打合せでお話ししています。
そのうえで、我々のサービスやアイデアによる活用方法をご提示すると、「もう世の中が、そんなところまでいっているのか」と非常にびっくりされます。

時代の変化としては、今後AI・ロボットを導入する企業が増えてきて、「無くなる職業、無くなる仕事」が出てくることでしょう。
まだまだ半信半疑の方も大勢いらっしゃると思いますが、半信半疑ということ自体が、実は認識不足なのです。
もう、AIの導入が既定路線であることは、間違いない段階まで来ています。
AIの技術が進むことで、自社や業界、社会が変わるということは、未来学者じゃなくても手に取るように分かりますし、特に若い方ほど感覚的に理解しています。
中小企業にとって、自社の未来を明るくするためには、変化を認識し、そのうえで追いつく必要があるのです。

世の中が変わっていく一方で、社内の業務を従来のまま変えていかなければ、当然やりにくくなるはずです。
世相にどうフィットしていけばよいか対策を考える場合、やはりコンピューターを活用することが重要になってきます。
人力でこなしているジョブや作業を、ロボットとまでいかなくても、まずコンピューターで代替していく仕組みを作らないと、もはや生産性は上がりません。
当社では、このことを幅広く知っていただきたいと考えております。

さて、当社が捉えている現状に同意していただけましたら、次は、コンピューターシステムを増強する・拡大する・変更するというステップに移りましょう。
かつては、パソコンやプリンター、ネットワーク、システム設計に関しては、相当お金が掛かっていました。ハードウェアもソフトウェアも高かったのです。
今や、パソコンを始めとするハードウェア関係やサーバーは、総じてコモディティ化しています。
コンピューターは、もともとオフィスオートメーション(OA化)を目指して次々と導入され、随分便利になりました。
例えば、「大量に請求書を作れる」といった点において、評価されてきました。
これは、いわゆる省力化だったわけですが、それがITによって情報化という形になり、現在更に進化しています。

しかし、多くの中小企業では、この技術がまだ導入されていません。
ITを言葉として使ってはいても、ただパソコンで仕事をしているだけという会社も、多く存在します。
パソコンで会計や販売管理の処理をして、サーバーで溜めて、一括処理をするという領域から、まだ脱却していないのです。

また、多くの方はハードウェアやソフトウェアが保守にかかる費用であり、クラウドのライセンス費用はコストであると、どうしても思ってしまうようです。
当社では、クラウド化にかかる費用はコストではなく、プロフィットセンターと考えております。
つまり、「ある事業の運営に関する責任と権限を経営者から移譲された、利益を生む部署」という感覚です。

社会の数年後の認識と、コストかプロフィットセンターかという感覚の違い、ここを乗り越えていただければ、後は必然的に良い方向へ進んでいきます。

2018年5月23日

経営者視点のIT・AI活用

本記事では、「企業の経営者がIT・AI時代にやるべきこと、やってはいけないこと」について記述します。

経営者は様々な局面において、ジャッジを求められる立場にあります。
後悔しないジャッジをするためには、材料となる情報をなるべく速く手に入れたいものですよね。
こういった情報収集の場面においても、AI・ロボットを駆使することにより、時間を大幅に短縮することが可能です。
社長の役員報酬は当然高いわけですから、情報収集だけでなく報告や会議に費やす時間はなるべくカットし、本来やるべきこと、つまり経営に専念すべきなのです。

例えば、コピーでも何でも社員に頼まず、自分でやる社長がいたら「優しい人だ」と思われるかもしれません。
逆に、些細なことでも社員に頼んで自分でやらない社長は「威張っている」なんて思われるかもしれません。
でも、社長が動くことで発生する対価を考えると、社員でもできることなら、本来やるべきではないのです。
そういう意味でも、時短・効率性は重要になってきます。
クラウドやコンピューターを活用して、圧縮しましょう。

経営者でなくとも、会社によっては、部長クラスの方が「ExcelやAccessが好きだから(面白いから)」という理由で、マクロを組んだり自分なりの業務フローを構築している…なんてことがあると思います。
これは、いわゆるコンピューターの間違った活用で、「属人性問題」が発生しているパターンです。
その人がいなくなると、非常に困ることになり、結果的に生産性が下がってしまうのです。
もっと言ってしまうと「パソコンを触っていることが仕事」だと思うようになるのです。
効率性や生産性を上げるための手段に過ぎないのに、細かく覚えていたり、組み立てたりすることを仕事と捉えているケースはよくあります。
趣味と仕事は違いますし、管理職や役員の方には一般社員と違う役割がありますから、「自分がやるべき仕事」に専念することが、生産性を上げる第一歩となるのです。

上述の属人化については、当社もお客様から話を伺うことが多いです。
要は、仕事が可視化されていない状況なわけですよね。
見て分かる状態になっていないのです。
むしろ、中にはわざと隠す人もいるかもしれません。

仕事を可視化すると、今度は「標準化」という次のステップが見えてきます。
担当者じゃなくても、誰でもできることになるわけですね。
さらに、次の段階で自動化に繋がります。
全てはステップバイステップなのです。
最終的には、属人化していた仕事がロボットでもできるものとなり、かつて属人化した仕事をやっていた方の人件費が、あるべき方向に振り分けられるのです。
AI・ロボットが担うようになれば、属人化からは脱却できますね。
ロボットは辞めないですからね(笑)

経営者としては、この辺りの意識を持つとよいのではないかと思います。
そういう意味で、社長にはコンピューターシステムの管理ではなくて、IT・情報技術の知識を学んでもらいたい、意識を持ってもらいたいというのが、当社が提案したい最大のポイントになります。
コンピューター自体は扱えなくてもいいのです。
でも、ITの世の中がどういう風になっていて、どういうことが実現できて、大体どれくらいの金額が必要か、そういうことを把握していてほしいのです。
そこは、経営判断の問題になります。
「当社でも、このシステムを導入して、こういう運用をすることで、もっと生産性が上がるだろう、売上が上がるだろう、良い製品ができるだろう」というような点に気付くために、知っておかなければいけないのです。
コモディティー化されたハードウェアやソフトウェアがある現代では、それを利用する知識やノウハウを持っていることが重要なわけです。

名刺管理も、今はクラウドで管理されている方が多くなりました。
スマートフォンのカメラで撮影すると、文字情報が自動認識されて、収集できる。
使ったことのない方でも、そのくらいの機能は想像できると思いますが、実際は裏で全て関連付けられてくるのです。
「名刺交換をしました。AさんとBさんが知り合いになりましたね。BさんがCさんと名刺交換をすると、自動的にAさんとCさんに接点が生まれます。」という流れを作ってくれるのです。
それ以外にも、例えばその方が転職したり、違う支店に異動した場合、新しい名刺を持ちますよね。
これに伴い、本人が自分の登録を変更すると、自動的にそれまで名刺を渡した方の登録情報も変わるのです。
もはや、名刺管理じゃなくて、ソーシャルネットワークですよね。

あとは、使い方の問題ですね。
昔は案件が発生すると、アナログで「おうおう、うちの知っている社長が行くからよ、よろしく」なんてお付き合いをしていました。
それが今や、若いベンチャーの社長たちは、皆さんSNSで繋がっています。
アプローチの仕方が様変わりしているのです。
若い方は、当たり前のようにSNSの文化があって、人と繋がることに抵抗感がまったくないのです。

ですから、先ほどの名刺のシステムもすんなり受け入れます。
これが発展すると、AIによって「あなたには、こういう社長さんが合うんじゃないか」とか、一歩先の情報が入ってきます。
営業活動の間口が凄く広がってくるのです。
これからは、そういう仕組みも活用していく必要があるのだと思います。

2018年5月21日

プロフィットセンターとしてのクラウド

社内システムをクラウド化する場合、往々にしてコストセンターかプロフィットセンターか、という分岐点が出てきます。
コストセンターとは、いかに費用を抑えてパフォーマンスを発揮するか、プロフィットセンターとは、いかに利益を発生させるか、という点に責任を負うことを指します。

オンプレミス(サーバーやソフトウェアを社内で管理すること)とクラウドを比較した際、安いという理由で、オンプレミスを選択することがあると思います。
実際には、社内でサーバーを管理するための人件費などを考慮していただくと、クラウドの方が安く済むことも多いですし、様々な面でメリットがあります。
本記事では、そこをお分かりいただくため、オンプレミスとクラウドの違いを、改めて記述いたします。

当社では、クラウドサービスを始めて10年が経ちます。
この10年間、「果たしてクラウドは高いのか?安いのか?」というテーマが常にありました。
お客様からこのことを聞かれたら、当社ではまず、対象となるデータの重要性、そしてそれをどう保全できるか話をさせていただきます。

プログラム、システム、ハードウェア、コンピューターというのは、いくらでも作り直せます。
しかし、お客様と会社、個人同士で交わされた情報や入力された成果物は、作り直すことができません。
オンリーワンなのです。
この情報が、これからIT・AI活用できるとなると、手元で持っているサイズ感ではなくなります。
できることの幅がぐっと広がるのです。
安全に自社の情報を確保し、且つ活用できる形にするためには、クラウド化することが条件になると思います。

コンピューターシステムで一番重要なのは、「データである」ということです。
データが一番重要なのはオンプレミスの時代から変わりませんが、バックアップを取得しなければなりませんし、ハードを変えてもデータの復元ができないから困るということが多々ありました。
クラウド化すれば、対象となるデータがどんどん他のデータと連動して活用できるようになります。
生産性を高め、色々な活用ができるという意味で、クラウドを推奨しているわけです。

でも、現在進行形でシステムを使っている方々からすると、一見金額が安く感じるオンプレミス(現状のまま)でいいや、となることが多いようです。
ただ、前述の通り、オンプレミスは管理するための人件費が発生します。
専属で雇用するとなると、年間の人件費として400万円は必要になりますよね。
ですから、トータルで考えていただくと、人件費の掛からないクラウドの方が、金額も安いのです。

オンプレミスしか無い時代は、企業の規模を問わず、選択肢が他にありませんでした。
それでも、限られた選択肢の中に相当な格差があったはずなんです。
高い金額を投資できる大企業は、手元のデータを安全に保管する術を持っていたのです。
今ではクラウドによってデータの保管・活用をしやすくなりましたから、IT技術において、大企業と遜色ない状況を作ることができます。
ですから、中小企業であればある程、クラウドを使うべきだと思います。
表面上の金額についても、オンプレミスが安くてクラウドが高い現状は、徐々に等しくなって、場合によっては、逆転することもあるかもしれません。
当時、当社が提案するITの範囲は非常に狭いものでした。
例えばファイルサーバーや業務サーバーをオンプレミスで提供していました。
それが今や、様々な仕組みがクラウドサービスで提供されています。
これを使いこなすことができれば、中小企業であっても、大企業に負けないIT武装ができるのです。
変な話ですが、目視が必要な監視システムだって、クラウドサービスを活用していただければ、人が張り付く必要なんて一切なくなります。
ガスの検針もそうですよね。
メーターの数字を発信できるようにしておけば、人間が訪問しなくても、データを取得できるのです。
設備投資の必要もないわけですから、IT面における中小企業と大企業の差は、最早なくなってきています。
お金がかかるとしても、クラウドの場合、コストとして投資するのではなくプロフィットセンターとして投資することになります。

以上の通り、当社において、中小企業にクラウドを勧めるというのは、大きな意味があります。
コストとプロフィットセンターについて興味を持っていただければ、皆さんにクラウドを選択していただけると思います。

2018年5月18日

インストラクションの使命

企業がこれからの時代を生き抜くためには、それぞれが自社の強みを再認識し、そこにIT・AI技術をどう絡めていくか、柔軟に検討しなければなりません。
インターネットやデジタルの理解に柔軟であり、既に活用できている企業は、進化のスピードに遅れることなく売上を大きく伸ばしています。

コンピューターを道具として使うOA化の時代から、ネットワークを活用して社内の様々な部門を統合するIT化の時代へ、更にこれからはAI化の時代になります。
利便性から活用へ、そして自動化の時代へ移るということです。
利便性だけを求め、IT技術を補助的に使っていた中小企業も、自分の会社を伸ばしていくためには、IT技術を主体的に活用しなくてはならないのです。

単にコスト面でより安いから採用する、ということではなく、その企業がこれからの時代で生き残るために、経営者の保身・従業員の保全のために、IT技術としてAI・クラウドを活用できる環境を整えることが必須となるのです。

既にそういった時代になりつつあるため、クラウドを使ったことがない、コンピューターシステムが分かっていない企業は、取り残されてしまう恐れが非常に高くなります。

当社では、この点を強く意識していただきたいと考えています。

さて、会社の規模に関係なく、これからはIT・AIを活用しなければならないと感じていただけたでしょうか。
感じていただけたとしても、「何から始め、どのように進めていけばいいのか分からない」という懸念があるかもしれません。

そこで、是非、皆さまには我々「インストラクション」を活用していただきたいと考えています。
インストラクションは、これからの企業の「攻めのIT導入」のため、『クラウドにまとめる、クラウドをまとめる、クラウドがまとまる』を使命とし、様々なIT・AI技術の活用をお手伝いします。
ITに関して、現状では皆さんそれぞれ異なったステージにいらっしゃると思いますので、当社が丁寧に寄り添い、ステップバイステップで導入をサポートいたします。

我々が自信を持ってサポートできると断言するのは、理由があります。

全国の基幹系業務ソフトメーカーとのアライアンス、それらをきめ細かくサポートしながら、販売するパートナーとの協力体制、更に技術進化の早いクラウドサービスベンダーとの技術提携をしているからです。
そのため、お客様に適したクラウド設計のご提案ができるのです。
また、当社には25年の実績があり、500社以上のクラウド保守、50社100製品以上の基幹系業務ソフトの保守サポートをしています。

更に、当社のサポートの中には「データ保全」がございます。
お客様に安心してサービスをご利用いただくため、ISO27001(ISMS)に加え、ISO27018(パブリッククラウドにおける個人情報保護)を取得いたしました。
またJIS規格であるPマークも取得し、お客様のデータ管理についても徹底した管理体制を取っています。

以上の通り、当社は『安心、安全』をモットーにお客様のIT活用をお手伝い

2018年5月16日

AI・ロボットが社会を変える

本記事では、AI・ロボットの活用によって社会が変わっていく、その例を具体的に示したいと思います。

極端に言えば、午前中にお弁当を頼んだら、11時59分には机の上に乗っている…というような話です。

AIの手にかかれば、人間ではなくソフトウェアに業務の一部を任せることが可能になります。

お客様から依頼があったら、対応して、発注して、仕入の処理をして…こういったことは、もう、進化した業務ソフトなら全てできてしまいます。

今までは都度人力で処理をしていた手順も、依頼がトリガーとなって自動的に最後まで流れていくよう、予め情報をセットしておくだけで済んでしまうのです。

もっと噛み砕いた例を挙げるなら、酒屋さんが、Google Homeのような音声認識をするスピーカーロボットに「8丁目の辻村さんのところに、いつもの商品を1ケース届けて」と言います。

そうすると、内蔵されている顧客データベースから自動的に検索が始まり、東京都中央区銀座8丁目に住んでいる辻村さんが特定されます。

「いつもの」ということは、購入履歴がありますから、商品も特定できますよね。
そこから、配送担当者の自動車のディスプレイ、もしくはスマートフォンに「辻村さんにこの商品を届けて」という情報を発信するわけです。

他の用件で外を走っていた自動車が、この情報を元に、そのまま積んでいる在庫を届けてしまえば、配達が終わるのです。

これって、実はもう叶う話ですよね。
こういう事例が、八百屋さんなら、豆腐屋さんなら、クリーニング屋さんならどうだろうと、色々なパターンで流用できるわけです。
音声認識機能のあるツールを使うだけですので、莫大な費用が掛かるわけでもありません。比較的簡単に出来てしまうのです。

昔であれば、店主が電話をしたり、オーダーしたものを紙に書いたり、直接店員さんに言わないといけませんでした。
今であれば、注文内容が請求書に切り替わり、スマートフォンやタブレットに通知して、お客様にサインをもらえば納品書と受領書が出て、且つデータも残るというシステムが作れます。

このようなことが、魚屋さん、ケーキ屋さん、どんな業種でも導入することが可能なんですよ。

既に導入されている例として、長崎のハウステンボスでは、ロボットが受付から案内までこなしています。
また、あるスーパーでは、深夜、ロボットがぐるぐる回って点検をしているそうです。

AIやロボットが叶えるのは、処理速度を上げること、今まで人間の勘に頼っていた部分に確実性を持たせることです。

結果として経営の質が上がりますし、不要なコストは切り捨てることができます。
逆に、投資する部分が明確になってくるのではないかと思います。
ロボットなら、人間がやっていた手順を定型的に教え込めば、1を言うだけで10の処理ができてしまいます。

先ほど挙げた酒屋さんの例のように、「物を届ける」という仕事でも、「銀座8丁目の辻村邸にビールを1ケース、○時ごろに届ける作業」「配達が終わったらサインをもらって、作業終了の報告をする作業」など様々な工程があります。

そういう、従来であれば時間をかけて新入社員に教えてきたことも、ロボットであれば、定義付けをするだけでできてしまいます。

ロボットはミスをすることもありませんので、作業内容によっては人間より格段に適しています。

2018年5月14日

社員視点のIT・AI活用

これからは、AIを搭載したロボットが次々に登場して、定型業務を敢えて人間がやらなくてもいい時代になっていきます。
中小企業に勤める社員はITとAIをどう活用し、どう変わっていくべきでしょうか。

当社では、「設計できる力」を身に着ける必要があると考えています。
今までは社員自身が作業の中に組み込まれていたわけですけれども、今後、こういった作業はロボットがやってくれます。
それでは人間は何をするのかというと、ロボットに作業を定義付ける役割が出てくるのです。
自分がやってきたことを設計して、AIやロボットを駆使し、処理させる力です。

時代が進めば、仕事におけるパソコン利用も無くなるかもしれません。
アウトプットや展開を確認する端末は、もうスマートフォンで事足りてしまいます。
入力が要らなくなるので、キーボードも不要になります。
もっとも、今はキーボードでの入力が主な仕事になっていますよね。
例えば、会計事務所にお勤めの方。
電源を入れて、OSを起動して、プログラムを選んで、紙の伝票を見て、それを借方・貸方に金額を打って、集計して、更新して、閉じて…ということを毎日のようにやっているわけです。
もちろん、当てはまらないものもあるでしょうけど、会計事務所の8割は、こういった仕事をされているのです。
こういった仕事は、全て人間以外の仕組みに置き換えられる時代になってきています。

では、実際にどう置き換えるのかという話になりますよね。
一番わかりやすい例としては、伝票類はスキャナで読み込むことで、データに変換できます
会計事務処理でいうと、出金伝票・銀行の通帳・領収書をもらうことになります。
これだけで、ほぼOKです。
領収書もスキャナで読み込めますし、通帳もリストで見ればよいのです。
インターネットバンキングになってくると、送金や入金が確認できますから、これも取り込めばよいだけです。
支払や交通費の精算なども、交通ICカードを読み取るものがあれば、経路が確認できますので、仕分けだって自動的にできます。
つまり、入力の必要がなくなるので、記帳代行業務が減っていくのです。

販売管理においても、注文伝票の入力すら、不要になりますよね。
倉庫にあるタグをスキャナで全部読み込んでいれば、入出庫の管理ができますから。
スキャナにかざすだけで済んでしまうので、インプット業務が無くなってきます。
1~2年で無くなるという話ではありませんが、もうこの流れがトレンドであることを認識しないといけません。

こういった傾向からも、社員はやはり設計力を持つべきだと思います。
人間は、勤務している間、席を外して休憩したり、雑談したり、実は営業時間の内6割程度しか働いていない、なんてことも間々あるはずです。
1時間ただ座っていた、1時間キーボードを触っていた、本人はこれを仕事だと思っている場合も多いです。
こういった部分はAIとロボットで、悉く圧縮できますから、週休5日制も現実味を帯びてきますね。
要するに、人間がそんなに働かなくてもいいのです。
とはいっても、給料は必要ですよね。
しかも、現状より高い給料をもらいたい場合、その分、価値のある仕事をしなければいけません。
それが、設計力を指すのかもしれません。

当社では、最終的に会社からパソコンが無くなるという予想をしています。
既に、タブレットなどで仕事をされている営業の方がいらっしゃいますよね。
数年前には考えられなかったことです。
正直いいますと、ハードウェアのスペックは、昔と比べ、同じ金額でも10倍以上の性能になってきています。
これからも色々と新しいものが出てくるでしょうから、それをどう使えるかですね。
ソフトウェアに関していいますと、ソフトウェア自体は無くなってくると考えています。
なぜなら、いずれは世の中のあらゆるものがクラウドサービスとして提供されるからです。
「ソフトウェアを売る」という考え方が、「サービスを受ける」という考え方になってきています。
使う側がそういう認識になっているので、ソフトウェアを買うという発想自体が段々少なくなっていって、どうやって使うかということを考えるようになっていきます。
そして、使えるものが増えれば増える程、ハードウェアのあり方も変わってくる気がします。
実際に、iPadなどタブレットを導入して、外出先で見積書の作成や、経費精算をするだけで時短になります。
空いた時間には、違う仕事をする余裕が生まれたり、新たなことを学ぶことができるようになります。
こういうことで生産性は上がってきますよね。

パソコンが要らなくなり、タブレットやスマートフォンへと移り変わっていきますが、こちらについても入力は必要なくなると思います。
音声認識機能によってAIが処理した結果に対し、最後に人間がジャッジすることになると思います。
例えば、「○○の注文ですね、前回の情報通り発注してよいですか?」とAIがジャッジを求めてきます。
その選択を人間がするだけですから、端末はパソコンより簡易なタブレットやスマートフォンさえあればよいということになります。
さらに進むと、定型化されているものであれば、「判断せずに、そのまま進めてもいいな」とか、「これは普段と違う処理のようだから、確認しよう」こういったことをAIが判断できるようになります。

ハードウェアとソフトウェアが変わる要因の一つとして、通信の変化があると思います。
今までは屋内で使っていたもものを外で使う場合、どうしても通信が必要になってきます。
通信に関しても、そろそろ5Gが出てくることになります。
圧倒的なスピード感と圧倒的な情報量を得ることができるのです。

どこにいても仕事ができるという世界が、もうすぐそこまで来ています。
会議一つとっても、その内、各自のスケジュールをロボットが自動調整して、全世界どこでもテレビ会議ができるようになるんじゃないでしょうか。
その会議の内容をテキストデータにして、議事録として関係者へ自動配信することで、人間の仕事が置き換わります。
会議形態の変化が企業へもたらす影響というのは、とても大きいのではないでしょうか。

2018年5月11日

風景の撮影だけじゃない!ドローンのビジネス活用を考える

今年3月に株式会社日立システムズがドローンを使ったシステムに関するニュースリリースを公開しました。

ニュースリリース:2018年:株式会社日立システムズ 「ドローン運用統合管理サービス」の一つとして構造物の点検作業を大幅に効率化する「自動劣化診断機能」を開発
https://www.hitachi-systems.com/news/2018/20180320_1.html

現在では、ドローンはテレビ撮影にも積極的に使われていて風景の撮影ではだいぶ浸透してきたように思います。

そのような中で、風景撮影以外の用途として活用する事例は興味深いものがあります。

屋外で、高所の撮影だけではなく室内での撮影でもドローンは活躍します。

空中を飛行するドローンは床面にある障害物の影響を受けずに自由な位置で撮影を行うことが可能です。

事務所であれば机や椅子、ロッカーの上を飛び回ることができます。

このような特性を活かして、短時間で必要な個所の撮影を行うことで効率化を図ることができるのです。

日立システムズの発表したシステムは、ドローンでの撮影に加えて、人工知能によりビルの劣化を判断する機能も盛り込んだものとなっています。

今後ますます、コンピュータやロボットが場所の制約を受けずに活躍するようになっていくでしょう。

2018年5月9日

ペーパーレスにとって障壁となるFAXをクラウド化してしまおう

クラウドサービスの普及が進み、会社から紙の書類が減りつつある昨今ですが、業界によってはFAXでの手続きが残っているなどの理由で、なかなかペーパーレス化が進まないといった状況もあるでしょう。

そのような場合に検討してみたいのが「クラウド型FAX」です。

(参考例)
クラウド型インターネットFAXサービス【TransFax】 http://www.transact.ne.jp/

一例として挙げた上記のサービスではメールやFTPサーバー、開発用APIを経由してFAXの送受信を行うことができます。

現在でも、複合機の機能としてペーパーレスでのFAX送受信を行える機種もありますが、クラウドFAXならばアプリケーションから直接送信する、送信とデータの保存を自動化するなどというように、より柔軟な運用が可能です。

しかも、FAXをクラウド化することでペーパーレスだけではなく、設置場所を確保する必要もなくなります。

ペーパーレス化を実現したいけれども、取引先の環境などといった事情でFAXを使用しなければいけない場合には検討してみてはいかがでしょうか。

2018年5月8日

2025年問題|労働人口減少への対策は今から始めよう

"厚生労働省によれば、2025年には75歳以上の後期高齢者の全人口に対する割合が18パーセントを超え、65歳以上(前期高齢者)を含めた高齢者の割合は30パーセントを超える。"
2025年問題とは - 新語時事用語辞典 Weblio辞書 より

あと10年もしないうちに訪れる2025年問題。

国家レベルでは医療費や介護の問題が深刻な状況を迎えます。

そして、企業にとって大きな課題となるのが「労働人口の減少」です。

人口全体が縮小傾向にあり、高齢者にまつわる需要が増える半面、労働人口が減少していくことが考えられます。

あと10年もしないうちにこのような問題に直面するという状況で、解決策の一つとして検討されるのが「人工知能」「ロボティックプロセスオートメーション」です。

近頃ニュースなどで話題になることも多いので、ご存知の方も多いかもしれません。

人工知能はこれまでのコンピュータが苦手としてきた「抽象的で複雑」な処理を行うことができます。

ロボティックプロセスオートメーションは、人工知能などの技術を応用し複数の環境、ソフトウェアにまたがる作業を自動化してくれます。

すでに地方では人手不足が深刻な課題となりつつあり、事例もでてきています。

兵庫県と神戸市、中小の人手不足解消へAI導入支援  :日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29319020S8A410C1LKA000/

まだまだ人工知能やロボティックプロセスオートメーションといった技術は、導入コストや工数が多くかかるため、どの企業でもすぐに取り入れられるというものではありません。

しかし、労働者不足の問題は徐々に進行していきます。

今のうちから、今後の動向を追いかけ、情報を仕入れるよう意識しておくとよいのではないかと思います。